母の日の家族写真
母の日に写真館で撮った家族写真の思い出

私が就職を期に家を出てもう15年経ちます。
盆と正月は帰省するものの年間では数日しか会えません。私の子供達も大きくなり、母親も今年で70歳を超えた為に一つの提案をしました。
「記念に家族の写真を撮ろう」
思い返してみると家族全員が揃った写真というものはありませんでした。私達夫婦と子供、姉夫婦と子供、兄を合わせると総勢12名にもなりました。この人数が写真を撮るとなると要望はバラバラでした。
「どこか特別な場所で…」
「プロに頼むか否か…」
といった事で話し合いももめにもめました。
結局、最終的には母親の鶴の一言で決定しました。
「特別な場疎にいかなくていい。でも、玄関に飾っておけるようなきちんとしたものが良い。写真屋さんに行ってプロに撮ってもらおう。」
せっかくの記念写真、着物への思い
そこで、いつ撮るのかという話題になった時に、私たち兄弟は「母の日」が良いのではないかという結論になりました。
「飾るものなら正装したい、正装するなら女性もきちんとした恰好をして欲しい。」という想いでした。
「そして、母親には着物を着て欲しい」という強い想いがありました。
実は、母親は結婚当時貧しかった為、挙式を上げていませんでした。又、それ以降にも、着物を着る機会はありませんでした。その為、着物に全く縁がなかったのです。
だからこれを機に「最初で最後になるかもしれないけれど着物姿で写って欲しい」という、私たちの強い想いがありました。
撮影当日、母親は嬉しそうに着物を着ていました。着物はレンタルでしたが、着付けから髪の結いまでを全てプロに任せました。母親、その隣には父親、その周りを囲むように私たちは立ちました。 そして、1枚の写真が完成しました。
完成した写真は、拡大し現在は「実家の玄関」に飾ってあります。
父親の話では毎日見ては微笑んでいるそうです。帰省時に母親から、「もう思い残すことはないわ」と笑って言われました。
一枚の写真には様々な想いが込められ、人を幸せにする力があると気付いた日でした。
我ながら、良い提案をしたなと思っております。
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