column3年かけて生長させた「クチナシ」
生産者の田島園芸さんを訪問しました(2021、2024)
※こちらの記事は2021年、2024年の訪問内容に基づいています。
お母さんに長く楽しんでもらうために
3年かけてクチナシを生長させました
鉢植えの種類の中でも、人気のガーデニア(クチナシ)。イイハナでも毎年母の日ギフトとしてご紹介していますが、鉢植えとしての登場は4年ぶりとなります。
クチナシは、八重咲の上品な白の花びらが特徴のひとつですが、香りの良いお花としても知られています。 実際のお届けは、つぼみの状態となりますので、お母さんにお届けした後に、次々と花が咲いていくんですね。 この花が咲く様子を、より長く、じっくりと楽しんでほしい、その想いから、今年は3年じっくり生長させた「クチナシ」をお届け出来ることになりました。
左は通常流通している5号サイズの2年株。
イイハナでお届けするのは右のもう1年生長させた右の3年株です。
上から見ると、より大きさが分かりやすいですね。
こちらの「クチナシ」は、親子2代に渡りクチナシを栽培されている田島園芸さんで生育されています。田島園芸さんのクチナシの生産数は日本最大級と言われています。ハウスの中に入ると、一面クチナシが広がっていて、青々した光景が広がっていました。 本来クチナシの開花は6月なのですが、母の日の贈り物として届けるために、温度や湿度の管理を行いながら開花の調整をしていただいています。
2024年は3月下旬に訪問しました。大きく生長しているクチナシを一鉢一鉢チェックするイイハナ鉢バイヤー。株の大きさ、芽の付き方、細かくチェックしています。
濃い緑色、肉付きの良い、葉。一鉢50輪くらいの花が咲く芽の付き方。
「うん、大丈夫」
毎回取材に同行していて、この言葉を聞くと、イイハナスタッフ全員が安堵で包まれます。長い長い年月をかけて生長させている植物は、その年の気候の変化で生長に影響が出ます。その変化を察知して、朝早くから何度もハウス内を確認していただいてる生産者さんの想いを繋いで、もうすぐ自慢のクチナシをお届け出来ることが楽しみです。
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スタッフ「おきにいりの花」
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