チューリップの花束
水あげをしましょう
花束をもらったら、なるべく早くラッピングをほどいて"水あげ"をしましょう!
綺麗なラッピングがされた花束を、そのまま飾っておきたい気持ちもわかりますが、ラッピングをしたまま飾ると花が長く楽しめません。長く花を楽しむためにも、その気持ちをグッと我慢して、すぐに水あげをしましょう!
チューリップの水あげ方法は、"水切り"と呼ばれるやり方が良いと言われています。
下記の手順で水切りをしてみましょう!
- 1.ラッピングや保水材を外す
- 2.茎を軽く水洗いする
- 3.ボールやバケツに水を溜める
- 4.溜めた水に茎の先端をつける
- 5.水につけたまま、茎を花瓶に活ける長さにカットする
水あげをした花を花瓶に活けた時、もし葉が水に浸かる場合には、その葉を切り取りましょう!
涼しい場所に飾りましょう
チューリップの花は気温に敏感で、暖かくなると花が開き、涼しくなると閉じます。気温が高いほど花が開きますが、花びらが散るのも早くなります。
窓辺やエアコンの風が直接あたらない場所に置くと花が長く楽しめないので、玄関や廊下などの比較的涼しい場所や、リビングのエアコンの温度を低く設定して、花を長持ちさせましょう!
小まめに水替えをしましょう
チューリップの花を長く楽しむには、小まめな水替えが大切です!
チューリップの茎の中にはたくさんの水が蓄えていて、水の吸い上げが他の花より早いと言われています。だから、花瓶の水を小まめに交換しないと、古い水を吸い上げて茎が腐りやすくなってしまいます。
水替えの時には付け足しではなく、花瓶から一度花を取り出して、新しい水に入れ替えましょう。
その時、必ず花瓶や茎のぬめりを洗い流し、茎の下を1~2cmカットしてから活け直しましょう。
美しく活けるコツ
チューリップは花瓶に生けた後にも茎が伸びる性質があります。
また、その茎は重力と逆方向に伸びる性質があるので、斜めに活けると茎が上に伸びて、クネクネと曲がった変な姿になってしまいます。
茎が長いチューリップを活ける時には深めの花瓶を選びましょう!
深めの花瓶に活ければ茎が上を向きやすくなるし、チューリップの特徴とも言える、茎のラインを活かした飾り方ができます。
また、マーガレットやスイートピーなど、春の草花を一緒に活けるのもおすすめです!
茎が短いチューリップを活ける時には、首元が締まった花瓶を選びましょう!
チューリップだけを2~3輪投げ込むように活けるだけで、簡単にさりげない演出ができます。
また、お好きなグリーンをお庭やベランダから摘み取って1~2枚添えれば、チューリップの花色が引き立ちます!