チューリップの種類
一重咲きタイプ
チューリップといえばやっぱり一重咲きタイプ!子どもから大人まで、みんなが想像する一般的な形のチューリップです。一重咲きタイプのチューリップは、葉の中心からスラリと伸びた茎に比較的大きな花を咲かせます。チューリップの名所で知られる公園やテーマパークでは、ほとんどが一重咲きタイプのチューリップが植えられていて、赤やピンクの花が見渡す限り咲いた姿は圧巻です。
一重咲きタイプの中には、花びらの先端がシャープで反り返るように咲く"ユリ咲き"や、花びらの先端がフリルのような形をした"フリンジ咲き"、まるで刷毛で絵具をサッと塗ったような柄の"レンブラント咲き"など、様々な咲き方があります。
花壇やプランターに植える時には、違う咲き方で多色を選んで一緒に植えると華やかに見え、咲くタイミングがずれるので長く花を楽しめます。
- 【おすすめ品種】
- ・レッド/メリークリスマス
- ・ピンク/クリスマスドリーム
- ・イエロー/サニープリンセス
- ・オレンジ/バレリーナ
- ・パープル/パープルプリンセス
- ・ホワイト/ホワイトマーベル
八重咲きタイプ
八重咲きタイプは花びらの枚数が多く、花びら同士が重なり合うように咲くので、一重咲きタイプに比べて一輪でも豪華に見えます。満開に咲いた姿よりも微かに開いた姿の方が美しく見えるので、一日中日が当たる場所ではなく、東向きなどの一時的に日が当たる場所で育てましょう。
また、日中に気温が高くなる室内の窓辺などに置くと、花びらが全開になり、だらしなく見えます。涼しい場所に置いて、綺麗な姿を長く楽しみましょう。
花壇やプランターに植える時には、多色を混ぜるより、一色で数多くの球根を植えた方がまとまりが出て、より豪華さが強調されます。
- 【おすすめ品種】
- ・レッド/アバ
- ・ピンク/アンジェリケ
- ・イエロー/モンテカルロ
- ・オレンジ/オレンジプリンセス
- ・パープル/ブルーダイヤモンド
- ・ホワイト/スノークリスタル
枝咲きタイプ
枝咲きタイプのチューリップは、1つの茎に小ぶりの花をたくさん咲かせ、順番に咲いてくるので長く花が楽しめます。最近では豪華に見える八重咲きタイプの品種や、カラフルな複色咲きの品種、甘い香りのする品種などの球根も販売されています。1球からたくさんの花が咲くので、ベランダなどの限られたスペースでチューリップを楽しみたい方にはおすすめです。
一重咲きタイプや八重咲きタイプに比べて花が小さきので、チューリップだけではなく、ムスカリやアネモネ、ラナンキュラスなど他の球根と組み合わせたり、ビオラやサクラソウなどの草花と一緒に植え付けると、寄せ植えが引き立ちます。
- 【おすすめ品種】
- ・レッド/ルーレット
- ・ピンク/マデロン
- ・イエロー/アントワネット
- ・オレンジ/モンテオレンジ
- ・パープル/マリオラ
- ・複色/トリコレット
- ・香り/キャンディキッシーズ