お彼岸にお供えするお花の選び方について

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お彼岸には、お花をお供えする方は多いかと思います。しかし、日本のお彼岸は、春と秋の2回あるため、どんなお花を選ぶべきか迷ってしまうもの…。
そこで今回は、お彼岸にお供えするお花の選び方について、詳しく解説いたします。お供えするお花の準備を整えて、春のお彼岸を迎えましょう。

お彼岸のお花選びは、基本的に自由

お彼岸のお花選びは、基本的に自由

お彼岸のお花として、種類や色の制限はとくにありません。
そのため、故人が生前好きだったお花を用意する方も多いです。お彼岸のお供えとして定番となっているのは、菊や胡蝶蘭、百合などのお花です。『お彼岸=菊の花』というイメージが強くありますが、実際は菊の花ではなくでも問題ありません。色合いは、淡色を選ばれることが多く、白や紫のほか、黄色などの明るい色を選んでもOKです。
ただし、逝去後間もない場合は、白をメインまたは白のみでまとめたお供え花が好まれます。

お彼岸のお供えとして避けた方が良い花も

お彼岸のお供え花として選ぶ際、色や種類に決まりはないものの、「避けた方が良い種類・色」もあります。

毒をもつ花
毒のある花は、言うまでもなくお彼岸のお供え花としては向きません。毒は、吐血を連想させることから、お供え花としてNGとされています。お花そのものは美しいですが、スイセンやスズランなどの毒をもつお花は避けましょう。

ツルのある花
スイートピーなどツルのあるお花は、人の血管をイメージさせてしまいます。また、からみつくツルは、「成仏できない」といったマイナスな意味合いも。

トゲのある花
バラなどにあるトゲは、刺さって出血する恐れがあります。また、見た目も攻撃的な印象になるので、避けた方が無難です。

お彼岸にふさわしいお供え花3選

お彼岸のお花選びに迷ったら、定番のお花から選びましょう。
お彼岸のお供えにおすすめのお花を3つご紹介いたします。

百合

百合

百合の花は、上品で見た目が美しい定番のお供え花です。
品種にもよりますが、百合の花は強く丈夫で長持ちします。お彼岸のお供えに百合を用意する場合は、白などの優しい色のものを選びましょう。

カーネーション

カーネーション

母の日に贈るイメージが強いカーネーションですが、実はお彼岸のお供え花としてもよく選ばれています。
春のお彼岸に、白やピンクのカーネーションを用意してみてはいかがでしょうか。

菊

仏花と言えば、菊の花が定番です。
菊の花は、花びらが散らばりにくく、日持ちがすることから、お彼岸のお供えとしてもふさわしいお花です。

お花を組み合わせたアレンジメントも

菊

お花をどれか1種類にするのではなく、いろいろなお花を組み合わせたアレンジメントにすると、よりハイグレードなお供え花になります。
また、お手入れや日持ちが気になる方は、水やり不要で長持ちする、プリザーブドフラワーのお供え花もおすすめです。
お彼岸の時期は霊園付近のお花屋さんは混雑するので、事前に用意して、お彼岸の準備を整えておきましょう。

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