愛され続ける誕生日ケーキの歴史と魅力
今日は誕生日、明かりを消した部屋に浮かび上がるろうそくを灯した誕生日ケーキ。本当に嬉しい瞬間ですよね。上手に吹き消したらよい1年が待っているかも。
誕生日ケーキの歴史について
誕生日ケーキの歴史は古く、ギリシャ神話の中に既に誕生日にケーキにろうそくをたてて祝うという記録があったそうです。それが書かれた時代、既に誕生日に限らずお祝い事にはケーキにろうそくを灯すという習慣があったようです。その時のケーキはもちろん今のようなものではなく、パンのような焼き菓子でした。そののち18世紀のドイツの子どものお祭りで、ケーキに年の数+1本のろうそくをたててお祝いするという習慣が行われています。今の誕生日ケーキの原点はおそらくそれなのではないかと言われています。
その後何十年の年月を経て、各国に独自にできたいろんな習慣と混じり合い、ケーキというお菓子の形もどんどん洗練されて、現在の「誕生日ケーキに年の数だけろうそくを立て、一息で吹き消す。」というお祝いの形に定着していきました。外国には一息で消せたら願いが叶う、と言われているところもあるとか。
日本には明治時代以降にその習慣がまるごと輸入され、そのまま定着したものと考えられます。誕生日ケーキは最初はフォンダン(糖衣)がけの堅いケーキ→バタークリームケーキと変遷し、「苺などのフルーツと生クリームを飾ったデコレーションケーキにろうそくを立てる。」というのが一般のイメージとして定着していきました。
最近の誕生日ケーキ事情について
その後何十年の年月を経て、各国に独自にできたいろんな習慣と混じり合い、ケーキというお菓子の形もどんどん洗現代は食べ物も豊富になり、人々の嗜好も多種多様、いろんな魅力的な誕生日ケーキが出てきました。ベースになるケーキも抹茶ムースやチーズケーキ、シュークリーム、プチケーキ、フルーツタルトなど、主役の人のお好みの誕生日ケーキがほとんどの場合用意できます。
お子さんには好きなアニメキャラクターを表面一面にチョコレートやジャムで描いてくれるサービスや、くまなどの動物やいちご、または人気テーマパークのキャラクターなどの立体ケーキなども登場してきました。やっぱり誕生日ケーキはお祝いのシンボル。立体ケーキのインパクトはなかなかです。アイスクリームのケーキもおいしい物がたくさん登場して、ごちそうのあとのデザートにも食べやすいと人気です。
今年の誕生日はじっくり選んだお気に入り誕生日ケーキで特別なひとときを過ごしてくださいね。