バラエティー豊かなクリスマスケーキの魅力
イイハナ・ドットコムの『クリスマスケーキ』。
            見るだけで誰もが心浮き立つクリスマスケーキ。あなたの好きなケーキはどんなタイプ?そのイメージは国によっても違うんです。
日本のクリスマスケーキの定番って?

クリスマスケーキと言えばみなさんはどんなものを想像しますか?
                日本で生まれ育った方々なら大抵、白い生クリームに赤いイチゴ、サンタさんの人形が乗っている可愛らしいケーキを想像することでしょう。でもそれは意外にも日本独特のものなのです。
                
                日本のデコレーションケーキの歴史は明治時代にさかのぼり、その時の日本の洋菓子メーカーが初めて発売しました。
                最初は欧米スタイルを参考にしたフォンダン(糖衣)がけケーキから、バタークリームにチョコやクリームの文字などで飾り付けをしたものになり、スポンジケーキに苺などを乗せて生クリームで飾ったもの、と変遷をとげました。
                それが今の日本のクリスマスケーキの形の基本になったそうです。
                誕生日のようにケーキにろうそくを灯したり、クリスマスイブにケーキを食べる、というのも日本独特の習慣です。
国によって違うクリスマスケーキ

外国、特にキリスト教の浸透した欧米のクリスマスは、家族でゆっくり過ごすもの。
                クリスマスケーキらしきものは特になく、クリスマス菓子は大抵日持ちのする保存食としての役割が主なもの。
                例えば洋酒漬けのフルーツを焼き込んだプラムプディング、シュトーレン、クグロフ、パネトーネなど。どれもパウンドケーキやパンに似たような姿をしています。
                
                他にはジンジャーを効かせたクッキーやアーモンドの粉と砂糖を練って粘土のようにこねたマジパン菓子など。
                鮮やかに着色し、果物や動物などいろいろなものを形作って、お供え物として店頭に並びます。
                ちょうど日本のお盆のお供えの干菓子に似たような感じでしょうか。
                
                フランスではクリスマスに薪(ブッシュ)を暖炉にくべるという習慣や貧しいきこりの物語など薪とクリスマスの関係にちなみ、ブッシュドノエルという薪型のロールケーキが主流です。
バラエティー豊かなクリスマスケーキの魅力

今の日本のクリスマスケーキは、やはりイブにあわせて各メーカーがこぞって腕を振るった商品が一斉に販売されます。
                外国やホテルの有名パティシエプロデュースのケーキがコンビニなどでも気軽に受け取れるようにもなりました。
                種類も多種多様で、生クリームや苺が苦手な人もチーズやムースなど嗜好に合わせて好きな味が選べるようになりました。
                
                また、今ではケーキも気軽に食べられるようになり、お子さんでも昔ながらの苺のショートケーキより、もっとグルメな味わいを好む場合もあります。
                小さめのケーキのつめあわせや有名店のもので比較的安価なロールケーキを数本、というのも人気が出ています。
サンタクロースの相棒と言えば・・・
配送技術や冷凍技術の進歩でデパートだけでなく、有名店のパティスリーなど地方の有名店のケーキなども種類によってはお取り寄せできるようになっています。
            クリスマス間際になってしまうと売り切れが出てしまうことが多いので早めに準備するのをオススメします。
            
            今年はお好みのケーキをじっくり選んでクリスマスをあなたらしく楽しんでみてはいかがでしょう?









