オフィスや店舗にいただいた胡蝶蘭を長く楽しめるお手入れ法

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開店祝いや開院祝い、開業祝いなどビジネスシーンで贈答されることが多い胡蝶蘭ですが、ちょっとしたお手入れをするだけでその美しさを長く保つことができます。
せっかくいただいたお花、好意を無駄にしないようにできれば長く鑑賞したいもの。最適な置き場所や水の上げ方、季節によって変わるお手入れ法のポイントについてご紹介します。

ラッピングはすぐに外してキズを防いで

蝶のような花姿

胡蝶蘭の多くは、贈答品としてきれいに包装されているかと思います。
丁寧なラッピングをほどいてしまうのがもったいないと感じる人も多いでしょう。しかし、ラッピングに使われているセロファンやリボン、ワイヤーなどは胡蝶蘭にキズをつける原因になるので外してください。
キズからばい菌が入ると胡蝶蘭が病気になり、枯れてしまうこともあります。

胡蝶蘭の置き場所は風通しがよく明るい場所に

お手軽な管理

胡蝶蘭は、屋内外を問わず風通しと日当たりのよい場所に置くと、長持ちします。
日本では鉢植えの印象しかない胡蝶蘭ですが、もともとは熱帯雨林地域で咲く植物。寒さには弱いので季節を問わず暖かいところに置くのがベターです。

胡蝶蘭を長持ちさせる環境は湿度50%以上、温度20度前後

種類も豊富

胡蝶蘭は、熱帯雨林に適応した植物なので湿度が重要です。
最低50%以上、できれば60〜80%が望ましく、乾燥は大敵。といっても水の上げすぎは根腐れを起こすので避けましょう。
1週間〜10日に一度、コップ1杯弱の水をあげるくらいで充分です。葉がひび割れているなど、水分が足りないと感じたら花や葉の裏側に霧吹きで水をかけてください。
オフィスであれば、曜日で水やりを決める、10日、20日、30日を水やり日にするなど決めておくとよいかもしれません。該当日が祝日の場合は翌日、などとルールを明確にしておけば、お手入れはもっと簡単になります。

春〜秋は安心、でも15度以下が続く冬は休眠に気をつけて

種類も豊富

胡蝶蘭は比較的暑さには強いので、春〜秋の季節は乾燥しないようにコントロールするだけでお手入れOKです。
気をつけたいのは冬。胡蝶蘭は寒さに弱いだけでなく、15度を下回る日が続くと「冬眠状態」になってしまいます。オフィスや店舗は、夜間に気温が冷え込んでしまうおそれがあるので、ダンボールなどで屏風のような覆いを作り、終業時には囲っておくと安心です。
また、夏場もエアコンが直接当たりやすい場所に置くのは避けましょう。

胡蝶蘭は、いくつかのポイントに気をつけるだけで長く楽しむことができます。オフィスや店舗を華やかに彩ってくれるお祝いなので、いただいた時にはちょっとのお手入れを続けてぜひ長く鑑賞してください。

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