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供花に選びたい花とは

故人を偲ぶお盆のお花

供花に選びたい花とは

供花には枕花や仏壇の花などの用途によって選びたい花が異なります。供花に使える花としては菊やユリが知られていますが、トルコギキョウやアンスリウム、デルフィニウムなどの花もあります。供花で使いたい花の供花タイプ、シーズン、花言葉も紹介。供花選びに迷ったときの参考にしてみてはいかがでしょう。

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供花に選びたい花とは

供花には枕花や後飾り供花、仏壇の供花などがあり、それぞれで選びたい花が異なります。一般的には菊やカーネーションが使われていますが、それ以外にもトルコギキョウやデンファレなどのようないろいろな花もあります。供花に選びたい花とその特徴について紹介しますので、供花選びに困ったときの参考にしてみてくださいね。

菊・小菊・スプレーマム

供花タイプ:枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花、墓参りの花

シーズン:周年

科・属名:キク科キク属

花言葉:白花/ご冥福をお祈りします 黄/高潔 紅色/愛情

供花に最も使われている菊の花。白い菊が供花に多く使われている理由については諸説ありますが、花言葉に「ご冥福をお祈りします」があることや、白い色にはけがれがないことを表すこと、花の咲き方にまとまりがあって長持ちすること、などがあげられます。菊は19世紀にフランスの万霊節で墓前に飾る習慣が広まり、その習慣が中国を経て日本へ伝わったと言われています。中国や日本では、菊は長寿の象徴とされていて、江戸時代には菊酒を飲み、綿に菊のエキスを染み込ませて身体をぬぐうなど、長寿を願った習慣がありました。菊は枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花、墓参りの花などに使われています。

菊・小菊・スプレーマム

カーネーション

供花タイプ:枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花、墓参りの花

シーズン:周年

科・属名:ナデシコ科ナデシコ属

花言葉:白花/あなたへの愛は生きている ピンク/感謝 赤/母への愛 青/永遠の幸福

カーネーションの花と言えば母の日を思い浮かべます。母の日には赤いカーネーションを贈るのが一般的ですが、母の日にカーネーションを贈る切っ掛けになったになったのは、白いカーネーションを亡き母に捧げたことに由来しています。現在でも白いカーネーションは、母の日に亡き母に贈る花として用いられています。供花としてのカーネーションは、枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花、墓参りの花などに使われていて、暑い夏でも他の花に比べて長持ちすることから、菊に次いで人気があります。ピンクやブルー、ライム色のカーネーションを白い菊やユリに組み合わせると、上品さがUPして華やかな供花になります。

カーネーション

ユリ・カサブランカ

供花タイプ:枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花

シーズン:周年

科・属名:ユリ科ユリ属

花言葉:白/壮大な美、高貴、純潔 ピンク/虚栄心 黄/陽気

白いユリは、西洋では純潔の聖母マリアを象徴する花とされていて、キリストを授かる様子が描かれた絵画や、天国の女王として描かれた絵画などにも白いユリが描かれています。また、日本ではユリは美しいものの例えとされていて、「歩く姿は百合の花」と言われるように、そよ風に揺れるユリの花と美しい女性の歩く姿を照らし合わせたことわざは知られています。ユリの仲間はアジアを中心にヨーロッパから北アメリカの亜熱帯~温帯地域に100種以上が自生していると言われていて、そのうち日本では7種が確認されています。ユリを代表するカサブランカは、日本に自生しているタモトユリを交配して生み出されたと言われていて、ユリの中でも香りが高く、ボリュームがあって日持ちをすることから、枕花や後飾り供花として用いられます。花の輪が小さ目で斜め上向きに咲くスカシユリや、ラッパのような形をしたテッポウユリは、枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花などに使われます。

ユリ・カサブランカ

トルコギキョウ

供花タイプ:枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花

シーズン:夏、秋、冬

科・属名:リンドウ科ユーストマ属

花言葉:紫/希望 白/清々しい美しさ ピンク/優美 

トルコギキョウは北米のコロラドからテキサスにかけて2種が自生していて、日本には大正から昭和にかけて伝わり、昭和40年代後半から品種改良が盛んに行われました。日本では、色や形、大きさの異なるさまざまなトルコギキョウが約30年間で約1000品種作りだされ、一躍日本がトルコギキョウの品種改良の中心地となりました。トルコギキョウはトルコが原生地ではなく、また、キキョウ科でもありません。名前がつけられた由来には諸説ありますが、「トルコ石を思わせる花色だったこと」や、「キキョウに似た花の咲き方だったこと」、「海外から伝わったものだから"トルコ"とアテでつけた」など、さまざまな憶測がもたれています。供花では菊やユリを引き立てる名脇役として使われることが多く、花色が紫、白、ピンク、クリーム、グリーン、覆輪など、豊富にあることから、理想とする供花の色合いにまとまりやすくなります。花の形や大きさは一重咲きや八重咲き、フリル咲き、小輪タイプなどがあり、枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花など、用途によって使い分けます。

トルコギキョウ

水仙

供花タイプ:枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花

シーズン:冬、春

科・属名:ヒガンバナ科スイセン属

花言葉:白/神秘 黄/愛に応えて

甘い香りと眩しい太陽に照らされて輝く白や黄色い花が、春の訪れを感じさせてくれる水仙。水仙は約30種の原種が、スペインやポルトガルを中心に、地中海沿岸やアフリカ北部にまで広く分布し、日本には平安時代の末期に中国から渡来したと言われています。水仙には花の中心が黄色で外側が黄色く、小さ目の花が房状に咲く日本水仙や、花の中心がラッパのように突き出ていて、やや大き目の花が咲くラッパスイセンなどがあります。日本水仙は香りが強く、香りから春が感じられることから、仏壇の花や手元供養の花などに用いられます。ラッパスイセンはやや大き目の花を活かし、枕花や後飾り花として選ぶと良いでしょう。

水仙

デンファレ

供花タイプ:枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花

シーズン:周年

科・属名:ラン科デンドロビウム属

花言葉:魅惑 有能 わがままな美人

デンファレは、東南アジアを中心に1000種以上が確認されているデンドロビウムと言う蘭の、ファレノプシス系に属していて、デンドロビウム・ファレノプシス系を略してデンファレと呼んでいます。花の咲き方がファレノプシス(胡蝶蘭)に似ていて、細長い花茎の先の方に多くの花をつけることから、アレンジメントや花束、一輪挿しの花材として、幅広く使われています。花持ちが良いことから供花として使われることも多々あり、細長い茎を活かして、枕花や後飾り花のアウトラインに用いたり、アレンジの全面に挿して動きをだしたりします。また手元供養の花として一輪挿しにしたり、季節の花と組み合わせて小さな花瓶に活けて使うこともできます。花色には、ピンク、ワインレッド、黄、白、グリーンなど、豊富なカラーバリエーションがあります。

デンファレ

アンスリウム

供花タイプ:枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花

シーズン:周年

科・属名:サトイモ科アンスリウム属

花言葉:白/無垢な心 ピンク/飾らなき美しさ 赤/情熱

アンスリウムは、ビニールやプラスチックのような光沢質な花が特徴的な熱帯植物です。ハート型の花のように見える部分は苞(ほう)や仏炎苞(ぶつえんほう)とよばれる部分で、実際の花は肉穂花序(にくすいかじょ)とよばれる中心の突起部分に咲きます。生花としては周年流通していますが、鉢植えでは5~10月に咲く夏の花として春~秋にかけて出回ります。花の色は赤が一般的ですが、供花に用いる場合には白やピンク、グリーンなどの落ち着いた色を選びましょう。花びらは菊やユリのように散ることはなく、約10日~2週間かけて苞が少しずつ変色し、茶色くなるまで長く飾ることができます。アンスリウムは枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花などに使われています。

アンスリウム

リンドウ

供花タイプ:枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花、墓参りの花

シーズン:秋

科・属名:リンドウ科リンドウ属

花言葉:あなたの悲しみに寄りそう

リンドウは日本の秋を代表する草花です。世界に約400種のリンドウが存在していて、日本には約14種類が自生していると言われています。リンドウは漢字で「竜胆」と書きます。リンドウの根が漢方薬の「熊胆(ゆうたん)」の苦味に匹敵、もしくはそれ以上であることから、最上級を表す「竜」をの字を冠して名付けられたと言われています。花色は紫、青、ピンク、白などがあります。凛としていて涼しげな紫や青、ピンクのリンドウは、白い菊やカサブランカと組み合わせて、枕花や後飾り花の彩りとして使います。また、季節が感じられる菊やワレモコウ、オミナエシなどと組み合わせて、仏壇の花や手元供養の花、墓参りの花として使うと良いでしょう。

リンドウ

デルフィニウム

供花タイプ:枕花、後飾り花、仏壇の花、手元供養の花

シーズン:春、夏

科・属名:キンポウゲ科デルフィニウム属

花言葉:寛大、高貴、幸福をふりまく

デルフィニウムは春~夏にかけて、明るい紫や青、ピンクなどの花を、藤の花を逆さにしたように、真上に向かって雄大に咲かせます。自生地はヨーロッパや北アメリカ、アジアなどの冷涼な高山地帯で、自生地では宿根草ですが、日本では夏の高温多湿を乗り切れず、株が弱って枯れてしまうことがあるため、一年草扱いとされています。デルフィニウムの名前は、つぼみの形がイルカ(ギリシャ語でデルフィン)に似ていることに由来しています。和名は、花の形がつばめが空を飛ぶ姿に似ていることから、「大飛燕草(おおひえんそう)」と呼ばれています。デルフィニウムは春~夏にかけてブルー系やパープル系の供花を作るときに選びたい花です。デルフィニウムと同じ季節に花が咲くようなカサブランカやグリーンのアンスリウム、紫色のカーネーションなどと組み合わせれば、初夏を感じさせてくれる供花になるでしょう。

デルフィニウム

プリザーブドフラワー

供花タイプ:仏壇の花、手元供養の花

シーズン:周年

プリザーブドフラワーとは「長期保存できる花」と言う意味がある、生の花を原料とした長寿命の花のことです。プリザーブドフラワーは生の花に特殊な加工を施して長期間鑑賞できるようにしたもので、直接手で触れるとやわらかくて弾力性もあり、生花と間違えてしまうほど自然な感触を持っています。プリザーブドフラワーには菊やカーネーション、トルコギキョウ、デンファレなどのいろいろな花があり、花色には同じ白でも純白からクリームがかった白、グリーンがかったホワイトなど、生花にはない微妙な色合いがあります。プリザーブドフラワーには水をやる必要がないため、手間のかかる水替えも不要だし、長期旅行で花が枯れてしまう心配もいりません。ただし、湿気に弱く、特に高温多湿になる夏の密閉された部屋では、色移りしたりカビが発生することもあります。部屋の湿度が高くならないように冷房をかけるか、こまめな換気を行いましょう。供花としては、仏壇の花や手元供養の花として選ぶと良いでしょう。

プリザーブドフラワー

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